長野県・軽井沢の「星のや軽井沢」に、期間限定で「ジビエおでん」が登場。
鹿節(鹿の削り節)を使った鹿出汁とジビエ(野生鳥獣)を味わう冬限定のメニューです。
鹿や猪などの野生鳥獣肉を食文化のひとつとして受け継いできた信州。例年、11月15日に狩猟が解禁されるため、新鮮なジビエが流通するのは冬の時期。
3年目を迎える「ジビエおでん」では、ジビエの「肉」をより楽しめるように、肉は雉(キジ)や兎(ウサギ)、鶉(ウズラ)、猪、穴熊、鹿などを用意する予定です。
ジビエの豊かなバリエーションとそれぞれの肉の特徴を味わえるよう、火の通し方や煮込み時間も変えて提供、そのおでんだねを、鶏ガラベースに鹿や野菜を加えた出汁で味わいます。
また、信州は飯田市にはおでんにネギだれをかけて食べる食文化があります。料理長特製ねぎだれの他、山椒、柚子胡椒など6種類の薬味で、変化を楽しめます。
〆は、ジビエの出汁を楽しむ太切の煮込み蕎麦。
ジビエは、ヨーロッパでも貴族の伝統料理としてフランスでは自分の領地で狩猟ができるような上流階級の貴族の口にしかはいらない貴重なものでした。
尊い動物の命を奪う代わりに、内蔵や骨、血液に至るまですべての部位を使用し、生命に感謝を捧げようという精神が流れています。
低カロリーで栄養価が高い冬限定の森の贈り物をどうぞ。
期間は2019年11月18日〜2020年3月31日まで。
施設情報:星のや軽井沢
参考記事:星のや軽井沢 鹿節(しかぶし)を使った鹿出汁とジビエを味わう夕食メニュー 「ジビエおでん」登場 期間:2019年11月18日~2020年3月31日